こんばんは。cramcramです。
本業が急に忙しくなって、MTGを暫定的に休止しています。
とはいえ、どこかでドラフトやれればいいなあ、と思ってはいるんですけど。

さて、PTパリも終わり、新たなスタンの覇者として、《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine(MBS)》と《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic(WWK)》入りのCaw-GO!が名乗りをあげました。

今回、参考とするレシピはこちら。
http://coverage.mtg-jp.com/ptparis11/decklist/001211/

優勝者をはじめとする海外勢と、日本勢との違いは、メインの除去(海外勢は《審判の日/Day of Judgment(ZEN)》、日本勢は《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》と《転倒の磁石/Tumble Magnet(SOM)》)及び、ファッティの選択などに現れています。特に、石村さんのレシピは《闘争の学び手/Student of Warfare(ROE)》《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader(MBS)》を優先していて、他の青白とは一線を画していますね。

しかしながら、《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic(WWK)》からの《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine(MBS)》を除去とカウンターでバックアップするというスタイルに変わりはないと言えるでしょう。

どうしてこのデッキが勝ったのか、「フェアリーとの比較」という切り口で書いてみようと思います。

きっかけは、ツイッター上でのとある「神」と《皮裂き/Skinrender(SOM)》さんのやりとりでした。
(興味のある方は検索してみてください)

曰く、《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》は《苦花/Bitterblossom(MOR)》に当たり、《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic(WWK)》からの《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine(MBS)》は、《霧縛りの徒党/Mistbind Clique(LRW)》に匹敵する、のだそうです。

フェアリーというデッキをしっかり理解していない私には、とても興味深い会話に思えました。

フェアリーは言うまでもなく有名なデッキで、近年でもエクステンデッド最強のデッキとして猛威をふるっています。最近でもPTQ名古屋@東京一次を抜けていますね。そのレシピがなかったので、翌週、町田のデッキを引用してみましょう。
http://d.hatena.ne.jp/Strike/

約一月前のレシピで、MBSから《喉首狙い/Go for the Throat(MBS)》、《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine(MBS)》を採用した、オーソドックスな形です。

フェアリーの強さは序盤の《苦花/Bitterblossom(MOR)》《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》、中盤から終盤にかけての《霧縛りの徒党/Mistbind Clique(LRW)》、《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》に支えられています。

相手を妨害しながらカード的に無料の1/1飛行を場に供給し続けて、後半は相手に数枚のカードでロックをかけて殴りきるのが勝ちパターンです。

自分より早いデッキにはチャンプブロックで対抗し、遅いデッキに対しても《苦花/Bitterblossom(MOR)》をカウンターで通して対抗。中速デッキに対しては、的確に一枚ずつスペルを打ち消せば、《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》の分だけアドバンテージが広がる。

ライフをコントロールしつつアドバンテージを稼げば、自然と勝ちに近づくデッキであり、反面、複数のリソース管理が必要なため、玄人好みのデッキと言えるでしょう。

では、Caw-GO!はどうでしょうか。

確かにマナこそかかるものの、《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》の爆発的なアドバンテージは強力で、《苦花/Bitterblossom(MOR)》に勝るとも劣らない力を持っています。

《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic(WWK)》は、通れば確実に1枚のアドバンテージ。しかも、最強の装備品を連れてきます。この動きとマナ域は、《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》とオーバーラップします。

《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine(MBS)》は、《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(WWK)》《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura(ROE)》などのプレインズウォーカーと併用することで、「アドバンテージを稼ぎつつ、相手の動きを阻害しながら、カウンターを構える」動きを可能としています。少々回りくどいものの、《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》が果たしていた役割を担っているものと言えるでしょう。

あとは、《マナ漏出/Mana Leak(M11)》をはじめとするカウンターは同じ。1マナ妨害呪文としての《呪文貫き/Spell Pierce(ZEN)》は、《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》の代わり。

除去は白でも黒でもほぼ同じ質が用意できるのですが、インスタントタイミングで撃てない分、単体除去で白が不利です。

さらに、ミシュラランドの質と枚数はフェアリーが上ですが、現環境でも《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus(MBS)》があるため、現状《地盤の際/Tectonic Edge(WWK)》が採用されているスロットに、これが採用されることもありえるかもしれません(まあ、ないと思いますが)。

ここまで見てくると、日本勢の除去選択は、そのままフェアリーの除去選択と似通っているように見えます。しかし、インスタントではないため、対応力でフェアリーの持つ黒除去に劣るのは事実。そこで、海外勢は全体除去でアドバンテージを取ることで、デッキパワーの底上げを図ったのでしょう。

《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(WWK)》プレイ→《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine(MBS)》を持った《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》がアタック→《審判の日/Day of Judgment(ZEN)》という流れは、ビートダウンにとって悪夢です。

そして、このデッキはフェアリーと同じように、対処しづらいデッキといえます。
単純に一枚のカードを壊せば動きが止まるわけではなく、単体で強いカードがそれなりの枚数はいっている上に、シナジーを形成しているからです。

ここまでみてきたところを整理すると、現在のCaw-GO!はフェアリーの後継と言って差し支えないと思われます。

では、メタゲーム上での位置づけはどうでしょうか。

ヴァラクートが《絡み線の壁/Wall of Tanglecord(SOM)》と《帰化/Naturalize(M11)》で剣と鷹に対処しても、Caw-GO!側は《失脚/Oust(ROE)》や《太陽のタイタン/Sun Titan(M11)》で乗り越えたり、割れた剣を回収することができます。

ゴブナイトはある程度有利ですが、サイドに《漸増爆弾/Ratchet Bomb(SOM)》があるため、サイド後に《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker(MBS)》を取っておかないと、厳しい勝負になるでしょう。

同型は回った方が勝つのは当然ですが、フィニッシャーの枚数が勝負になるかと思われます。

そして、青黒赤テゼレットとは、マティニョンとネルソンの対決を見ればわかるように、以前の青黒とのマッチアップに似ています。
http://coverage.mtg-jp.com/ptparis11/article/001226/
つまり、数種類のカウンターによる攻防と、フィニッシャーの通し合いです。以前はフィニッシャーがそれぞれ《墓所のタイタン/Grave Titan(M11)》、《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura(ROE)》でしたが、現在では《ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas(MBS)》と《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine(MBS)》に入れ替わっています。MBSによって、コントロールデッキ同士のマッチアップは高速化し、より緊張感を増したと言えるでしょう。

以前のCaw-GO!はフィニッシャーとして、《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(WWK)》《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura(ROE)》の連打を用意していました。しかし、現在は《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine(MBS)》だけでよくなったのです。つまり、勝負を決めるターンが、1~2ターン早まり、第4ターンから第6ターン前後になったのです。このターン数は、フェアリーやジャンドのブン回りにも似ています。

Tier1それぞれのデッキに対してある程度の対抗策を用意でき、ブン回りもある。
Caw-GO!の立ち位置は、確かに以前のフェアリーのように「王者」たる要件を満たしているように見えます。

ゴブナイト、テゼレット、Caw-GO!という新たなアーキタイプが登場し、ヴァラクート一強だったスタンの世界が、いよいよ面白くなってきました。

個人的には《復讐蔦/Vengevine(ROE)》が大好きなので、バントカラーのCawデッキを組もうかと思っていますが、剣でアンタップしたマナの使い道が少なくて、いまいち弱そうなんですよね。

どうしようかなー、と思案に暮れつつ、筆を置きます。

ではまた!
こんばんは。新セット発売前は、本業のモチベーションが駄々下がりのcramcramです!

さて、いよいよ今週末はMBSのプレリリースですね。
いつもならスタンダードについて考えるところなんですが、いまのところヴァラクートの優位は揺るぎそうにありませんし、一か月後のGP神戸のフォーマットはエクステンデッド! 世間もcramcramの脳もエクテンシーズン真っ盛りなんです!

フルスポイラーも出そろいましたし、さくさくっとMBSが及ぼすエクテンへの影響を考えてみましょう。

さて、GPアトランタを踏まえた現状のエクテンの状況は、ざっくり言えば
Tier1:①ヴァラクート、②ジャンド、③フェアリー
Tier2:④ナヤ、ドラン、エルフの緑系ビート、⑤白系速攻ビート、⑥青系コントロール
といったところでしょうか。

Tier1の三つのデッキは、①ヴァラクート>②ジャンド>③フェアリー>①ヴァラクート……という、トライアングラー状態。
そこに、ジャンドに強い④緑系ビート、全体破壊がなければ戦える⑤白系速攻、ビート系全般を食える⑥青系コントロール、というTier2が入り込んできている感じかなー、と。

非常に乱暴な分析ですが、これを前提に注目カードを書きだしていきます。

①ヴァラクート
<強化>
金屑の嵐:強力な全体除去の追加です。
荒廃鋼の巨像:強力なセカンドプランです。ヴァラクート対策としてライフ回復系のデッキが出てくることが予想されますので、サイドカードになるのでは?と思っています。
太陽の宝球:ナイスマナ加速。しかし、土地は増えないので使い心地は微妙かもしれません。

<弱体>
ファイレクシアの十字軍:五回殴られたら死んでしまう上に、プロテクション白赤が非常に厄介です。スタンと同様に緑壁投入タイプも増えるかもしれません。

②ジャンド
<強化>
金屑の嵐:いつカスケードしても損しない、ナイス除去。
ファイレクシアの十字軍:新たな3マナ域!
追撃鞘:無色のダメージ源。トリナクスを生かせる点でも期待しています。
喉首狙い:デスマークより強い!ナイスサイドだと思います。
裏切り者グリッサ:デッキの構造は変わりますが、アドバンテージをとれるカードです。
陰惨な再演:思考囲いからファッティを落としての一本釣り!夢ですかねw

<弱体>
ミラディンの十字軍:稲妻で除去できますので、そんなに怖くもないのですが、鹿と併用されたら厄介です。
饗宴と飢餓の剣:同様に赤い除去とパルスで対応できますが、残ってしまったら悲劇です。ミラー対策にも。

③フェアリー
<強化>
ファイレクシアの十字軍:クロックパーミッションに最適。
各種生体武器:サイドから変身エムラ、というプランもありかもしれません。
喉首狙い:破滅の刃と燻しの両方の性能を1枚で。フェアリーの除去はこれで決まり!?
饗宴と飢餓の剣:飛行トークン+土地アンタップからの青コマンド、霧縛り用意は最強ですね。

<弱体>
ミラディンの十字軍:鹿と併用されても、青コマタップで終了。そんなに痛くないですね。

④ドラン、ナヤ、エルフ
<強化>
暴走の先導:まとめて語るのは難しいのですが、このカードは緑系生物デッキを強化する1枚。
緑の太陽の頂点:こちらも同様の注目カード。
最後のトロール、スラーン:書いてあること自体は強いですね。

⑤白系ビート
<強化>
刃砦の英雄:イーオスがいる限りは使われないのかもしれませんが、金屑の嵐で落ちないのが高評価。
ミラディンの十字軍:いろいろ文句はありますが、強いでしょう。

⑥青系コントロール
<強化>
白の太陽の頂点:新しいフィニッシュに。
ファイレクシアの再誕:軍部政変より1マナ軽いですが、使われないでしょうね。

⑦新デッキの可能性
テゼレットによる親和の強化、グリッサによるエルフの復権、感染増殖デッキ。

総括すると、全体除去が増えてビートは辛い状況。
ヴァラクートとジャンドは相変わらずで、「最強デッキ」フェアリーが汎用性を増したように見えます。気になるのは感染デッキ。果たしてエクテンで猛威をふるうのでしょうか?

まだまだ書き足りませんが、時間がない!
今日はこの辺で!
また明日、プレリの感想でお会いしましょう!
PTQ名古屋@長野は、渋滞と雪に阻まれて0回戦ドロップ。
用意していたデッキが納得の75枚ジャンドだったので、非常に悔しかったです。

レシピは↓

4稲妻
4思考囲い
4ヒル
2終止
4トリナクス
3パルス
4ブライトニング
3呪詛術師
4血編み
2瀝青破

26土地

サイド15枚(諸事情により割愛)

1:確定スロット16枚
思考囲い、ヒル、ブライトニング、血編みは確定スロット。
間違いなくアドバンテージが取れるカード郡と、環境最速のクロックの一つです。
ジャンドを使う理由、アイデンティティそのものです。
囲いを減らしたり不採用のデッキもあります。おそらく、カスケードからめくれることを嫌っているのでしょうが、これがなければ勝てないマッチアップも存在しますし、どんなデッキ相手にも腐らないカードなのですから、4枚採用しない理由がありません。
【追記】ないと勝てない、もしくは辛いマッチアップは、ドランと緑白秘匿です。いわゆる、ブンブンデッキ系ですね。これらを相手にする際は、さっさと軽いマナブーストやファッティを抜いてしまうに限ります。

2:除去スロット11枚
稲妻は環境的に弱いのですが、その汎用性とジャンドの持つ「バーン」という特性を生かすために4枚採用。
終止はサイドカードだったのですが、サイドの枠が数枚足りないこと、環境的に腐ることが少ないこと、重いデッキであるジャンドにとって、2マナでテンポをとれるカードが重要であることから、メインに2枚採用。
パルスについては、汎用性が高いのですが普通にプレイしたくないこと、環境にプレインズウォーカーやトークン戦術を採るデッキが少ないことから、この枚数になりました。
【追記】稲妻が弱いのは、マナブースト系やビートダウンが少ないからです。そして、ジャンドとフェアリー相手には特に強くないし、アドも取れません。終止が腐らないのは、コントロールやオーメンにもタイタンと壁が取られているからです。

3:3マナ生物スロット6枚+1
ジャンドの3マナ候補には、キッチン、トリナクス、突撃隊があるわけですが、この中で最も強いのがトリナクスであることは自明です。相対したときに一番アドバンテージが取れる上に、色マナ的にも一番プレイしやすいからです(ジャンド2ターン目の緑マナ2つは、フィルターランドを使わない限り非常に難しく、フィルターランドを多めにとると事故を誘発し、1ターン目思考囲い、もしくは稲妻という動きを阻害します)。
2番目の候補には、環境的に非常に強い、呪詛術師。環境の七割のデッキに対し、5点前後のダメージを叩きだします。しかし、序盤に撃つべきカードではなく、赤単や白単相手には完全なムダヅモとなるため、2枚で十分と考えられます。
【追記】
赤相手に強いキッチンをとらないのは、サイドにベイロスを積むからです。そして、呪詛術師が強いのは、基本地形数枚しかとらないレシピが多く見られるためです。

ここまで組んで、1スロットが空いたため、私は3枚目の呪詛術師をとることにしました。どうしても残り一枚を3マナ以下に抑えたかったのと、メインならばフェアリー、青白コントロール、オーメンヴァラクート、ジャンドに効くカードであること、そして、サイドのスロットが1枚空くことがその理由です。

4:土地26枚
ミシュラ6枚、タップイン10枚以内、フィルター4枚以内、各色15~17枚、をコンセプトに調整しました。
フィルターとミラディンランドを利用するか(3ターン目までがスムーズ)、M11ランド(4マナ目がスムーズ)を利用するかで好みは分かれると思われます。また、ミラディンランドについては3枚に1枚をタップインとして換算するとちょうどいいと思われます。
【追記】
M11ランドを使うもう一つの利点は、基本地形を使用することで呪詛術師のダメージを抑えるところにあります。

5(おまけ):デミゴッドシャーマン
マナベースに矛盾を抱えること、そもそもデミゴッドが環境的に弱いこと、の2点から、このタイプのジャンドは弱いと早々に判断しました。実現性があるとしたら緑赤ヘイストですが、ジャンド並に重いのにカードパワーがジャンドより低いため、存在価値はなさそうです。
【追記】
デミゴッドが弱い理由は、苦花とタイタンがいるから。私的には手札破壊を犠牲にしてまでデミゴシャーマンタイプにする理由はないと思っています。

6:サイド
ハギさん、三田村さんに教えていただいたものなので、割愛。
自分的シークレットテクだったボーラスの奴隷は、悪くも弱くもないのですが、より良いカードがあったため不採用になりました。

この環境のエクテンが行われることはもうありませんし、MBSが入ることで環境の激変は必至です。
それでも、ジャンド・フェアリー・ヴァラクート・青白あたりは消えることはないでしょう。
今期のエクテンはジャンドを使い続けることに決めたので、よほどのことがない限りはこれからもジャンド考察の記事を書いていくと思います。
ではまた。

おひさしぶりです。最近、ツイッターのせいで知らない人から「変態」と言われました。cramcramです。

エクステンデッドで競われたPTQ名古屋@千葉一次に参加してきました。
私自身は練りこみの甘いヴァラクートで1-4ドロップという散々な結果でしたので、こちらは割愛します(対戦相手は同型、エスパーコン、ドラン、ボロス、フェアリーでした)。
ベスト8の分布は以下の通りでした。

青白コン(優勝http://keiga.diarynote.jp/201101162342248758/
ジャンド(トリナクス入りのオーソドックスタイプ)
エルフ(シークレットテクはわからず)
フェアリー(シークレットテクはわからず)
オーメンヴァラクート(青白コンに近い除去大目のタイプ)
赤黒軽量ビート(http://60486.diarynote.jp/201101170043397232/
ナヤ(http://passermontanus.diarynote.jp/
ドラン(http://31176.diarynote.jp/201101162116542479/

レポートについては、それぞれのDNを見ていただくとしまして。
いずれのデッキもMOの上位デッキとは一味違い、ビートをしっかり意識した構成となっていたことが印象的でした。

特にオーメンヴァラクートのチューンには、自分が使っていたこともあって感動しました。レシピの掲載が楽しみです。

まつがんさんの軽量ビートは、エクテン版「吸血鬼」といったところでしょうか。ジャンド、ファリー、青白コンのいずれも、対策カードが引けないとすぐに殴り殺されてしまいます。動きが安定しており、神話と違って火力が積めるため、気を抜くと焼かれてしまいます。

ドランも、ライオンの入った軽量タイプ。少し重めに寄せたタイプも存在しますが、やはり序盤から押し込める方が強いようです。

フェアリーにせよ、オーメンにせよ、青白にせよ、各種タイタンとワームとぐろエンジンをよく見かけました。カウンターにバックアップされたフィニッシャーは、それだけで脅威ですね。

来週は長野に行く予定ですので、今度はもう少しマシな記事が書けるように頑張ります。

それではまた
今年は日本選手権に出場したり、はじめてレーティングで1900突破したり(今は1750まで下がったけどw)、公式ライターさせてもらったりと、MTG的に充実した一年でした。

これもひとえに、良いゲームと良いプレイヤーたちに恵まれたからだと思います。

本当に、ありがとうございました。

非常に短いけど、これしか思いつかないですねw
去る12月19日、ブラッド・ネルソンが草の根大会であるLMCに参戦しました。
こんな機会はめったにないということで、私はネルソンに一日張り付いてカバレッジをとらせていただきました。
そちらは後日Magic Daily Newsにあがるそうなので、こちらではカバレッジに書ききれなかった裏話を書かせていただきます。

第0試合

やべー。電車に乗り遅れた、おくれるー。
と思ったら、ネルソン御大がうっかり海浜幕張駅にいっちゃったということで、開始が約一時間遅れていました。
当日はジャンプフェスタが幕張で行われていたので、ついつい人波に押されちゃったんでしょうね。
そんなこんなで会場に現れたネルソンはでかい!の一言。
「今日、全マッチのカバレッジをとりたいんだけど」
と交渉したら、満面の笑みで
「クール!」
と答えてくれました。

第1試合

しょっぱなから有田さんとの試合!
対戦前には有田さんのこれまでの戦績を確認し、
「僕は2004年から始めたから、(有田さんの)現役時代は知らないんだ」
と、少し緊張した様子でした。
試合経過はカバレッジを読んでいただくとして。
第一試合はネルソンの圧倒的優位を有田さんが丁寧にさばいて逆転。
第二試合はその逆、と、互角の戦いを繰り広げていました。
これはタフな試合になるな、と思って残り時間を確認したらわずか6分。
ネルソンのほうからIDを申し込み、有田さんも受け入れました。
印象に残っているのはお二人のジェイスとミシュラランドをめぐる攻防。
ジェイスについては「鷹」を有するネルソン有利、ミシュラについては「海」を有する有田さん優位でしたが、どちらもそれを考慮のうえで動いているようでした。
正直、やりとりが高度すぎてビッグターンがつかめませんでした。
カバレッジをとる上でも、もっとプレイヤーとしての技量を高めなければならないと感じました。

第2試合
超魔界シンデレラとも呼ばれる(というか、私が呼んでるだけですが)千葉の新星小松くんが対戦相手でした。
青黒をはじめて使う小松くんは、細かなミスをしてしまい、ネルソンにひねられてしまいました。
特に、二戦目のサイドミスは大きく、終了後にネルソンが小松くんの入れ忘れた「冷静な反論」に大きくサインペンで「Do!(入れろ!)」とサインし、小松くんも「これでもう忘れません」と苦笑していました。
小松くんは理論派のプレイヤーではありませんが、一度したミスを二度しない、体で覚えるタイプの天才肌です。
いい経験だなあ、と、うらやましく感じました。

第3試合
スタッフとしても活躍するゆりにーさん。
青白使いとして確かな技量を持つ彼でしたが、ネルソンの「鷹」が非常にさばきづらく、押し切られる形になりました。
残り時間が少なくなってからのネルソンのプレイングは、早く正確で、追うのが大変でした。
通常ならジェイスでトップに「鷹」を戻すべきところを、打点を少しでも稼ぐために手札に残すなど、細かな工夫もありました。
トッププレイヤーの動きに「違和感」を感じたら、その裏には必ず自分だけでは思いつかない「勝つための工夫」が隠れているのだな、と思いました。

ちなみに、試合前。こんなやりとりがありました
ネルソン「友人はドラフトしようよー。早く負けろよーって言うんだけどさ。賞品はなんなの?」
ゆりにー「日本語のパックと、構築デッキのファイアライトニングだよ」
ネルソン「んー。(それはどうでもいいけど)やっぱ、勝ちたいよね!」
グッドガイなネルソンですが、勝つことへの執念は人一倍です。

第4試合
あじわいさんの新デッキとの対決。
あじわいさんのデッキ内容がわからないネルソンは、まさに「わからん殺し」をされてしまいました。
知られていないデッキを使うことのアドバンテージを、改めて見せ付けられました。

第5試合
今回のホスト役、三田村さんとの対決。
三田村さんの豪腕がネルソンをひねり、そのまま三田村さんが優勝しました。
第一試合はまさかのサイドボード戻し忘れにより三田村さんが投了しましたが、実際にはこの試合も三田村さんの勝ち。
スコアシートにはネルソンが大きく「3-0」と書いていたのが印象的でした。

2-2-1となったネルソンはドラフトに。
シングルエリミで2没と3-0。
LMC勢の感想は、「ネルソンの戦績、割と普通じゃね?」
数字だけ見ればそうっすねw

その後は、LMC忘年会。
中村修平プロと渡辺雄也プロも合流。さらに魔王・三原槙仁プロも参加して、異常に豪華な飲み会となりました。
ネルソンは日本土産のお菓子と、えーと、なんていいましょうか、大変典雅なモノをいただき、「これって日本の本屋とかで買えるの?マジで?すごくね?」と仰ってました。
あんなに大きくて立派なおひげでも24歳の男の子なんだなー、と微笑ましく思いました。

ネルソンは二次会のカラオケにはさすがに不参加でしたが、それで正解だったと思います。
あのカラオケは、その……日本でも一部の方にしか受け入れられないといいますか。
一曲目が終わった時点で私含む3人を残して部屋からいなくなって、より濃い面子に入れ替わってしまったりして……。

いや、楽しいんですけどね。
「(光る棒を)振る、(オタ芸を)打つ、(曲にあわせて)飛ぶ」のは。

個人的には七咲逢のキャラソンが配信されていないことで店員に文句を言いそうになりましたが、すんでのところで(文句はUGAにいうべきと)思いとどまりました。

まあ、そんな感じのカラオケでした。

来年もLMCはきっと楽しいです。
配信も続けてくださるようですし、PTQやGPTもたくさん開催されます。
私が言うことではないのですが、千葉勢の一人として、盛り上げていきますので、遠方からでもお気軽にご参加くださいませ。

ワールド2010

2010年12月13日 TCG全般
世界選手権、お疲れ様でした。
私は水曜日の8人マッチから始めて、土曜日まで参加させていただきました。
(最終日は休養しつつ、他のことをしてました)

木曜日は2HGのリミッツ予選に参加し、最終戦でID抜けのところを蹴られる+切られるで、オポ負け5位になり、権利取れず。

金曜日はファイナルス予選に参加し、4-2になった時点でオポ的に権利が取れないと判断し、時間的にも厳しかったのでドロップしました。

本番は土曜日で、なんと、カバレッジを書かせていただきました。リミッツ記事に見慣れない名前があると思います。私です。

有名プレイヤーでもジャッジでもない私が公式記事を書かせていただくまでには、紆余曲折と多数の方の支えがありました。この場を借りて御礼を申し上げます。また、世界選手権で人手が足りなかったこと、地元開催であったこともプラスに働きました。幸運でした。

今回ライターとして改めてMTGと向き合うことで、トッププレイヤーのすごさ、ライター陣の尽力、ジャッジの方の苦労、イベントとしての世界選手権の大きさ、ゲームとしてのMTGのすごさを感じました。

こんなにも多くのものを得られる「ゲーム」とは中々出会えませんね。
本当に、幸福です。

五年前と異なり、日本勢は結果として自国開催の利を生かしきることは出来なかったと思いますが、会場に溢れるプレイヤーの熱気と真剣さ、たくさんの笑顔と悔しそうな表情を見ていると、「結果は後からついてくる」と思えました。

各々がやれることをやって、自分なりの目標を掲げ、叶えていくこと。
それだけで十分ではないでしょうか。

残り少ない今年、最後まで皆さんがダイスロールに勝ち、グッドハンドに恵まれますように!
ファイレクシア軍の侵略じゃね?
toshiya_kさんの下記エントリに感銘を受けました。
http://86770.diarynote.jp/201012021539174695

こちらのエントリにもコメントさせていただきましたが、「仕事」において「言い訳しない」は最低限の姿勢です。
私にとってMTGは「仕事」ではなかったので、斎藤プロを擁護する立場をとりました。
しかし、「プロ」は「プロ」です。
斎藤プロがプロとして幼い、という指摘はごもっともだと思いました。

現代ではツイッターやブログなど、プライベートと仕事を分けづらいツールが多く、しかもMTGプロプレイヤーは趣味とビジネスとを分けづらい仕事です。
自営業であり、自分を守ってくれるものはなにもないのですから。
だからこそ、節制が大切なのだな、と感じます。
これは他人事ではなく、これからの「社会人」全員の意識すべきことでしょう。

プロプレイヤーにとってジャッジやDCIはどんな存在なのでしょうか。
「適正な姿勢で市場にいるか」「ルールにのっとって稼いでいるか」を判断する組織として見れば、お得意様や取引先であり、公正取引委員会みたいなもの?
確かに、そのいずれに対しても「言い訳」は許されません。

一応弁明の場は用意されています。
それが、ジャッジによるヒアリングです。
ただ、これだけでは伝えきれないことも多いでしょう。
社会では裁判所が用意され、法廷闘争が行われるわけですが、MTGにそのような機関は用意されていないようです。
このことが斎藤プロの「言い訳」を生んだとも言えます。
ただ、この「言い訳」が裁定に影響を及ぼしたのかはわかりません。
(個人的にはヒアリングの内容やDQレポートの公開は、心証を悪くする可能性があると思いますが)
これら裁定に至る経緯を公開していない点について、DCIには責められる余地があるでしょう。

おそらく、斎藤プロを「幼い」とするのなら、このゲーム自体もまだ「幼い」のです。
私たち一人一人もまだ、発展途上です。
はじめにゲームが生まれ、つぎに専門職が生まれ、ついにプロが生まれた。
それからの歴史はまだ浅く、深く考える機会もまだまだ少ない。

このゲームとどう向き合うかは人それぞれですが、私は長くこのゲームに関わっていきたいと思っています。多くの人と楽しくゲームをしたいと思っています。

そのために何が出来るか、探り続けていきます。
残念です。
私は斎藤プロのMTGと向き合う姿勢や、周囲との協調を重んじる発言がファンとして好きでした。
一年半という決して短くない時間、彼の名前をカバレッジで読めなくなると思うと、哀しい気持ちになります。
晴れる屋にも何度か通わせていただきました。
普段とは違う対戦相手と遊べる、楽しい空間だと感じています。
今後、どうなるのかはわかりませんが、是非とも何らかの形で営業を続けていただきたいと思います。
サスペンドが明けた時、プレイヤーとしてまた帰ってきていただけることを望んでいます。

ここまでが、斎藤プロに対するエール。
以下は、「時間」の管理についての私見です。

まず、参考までに今回の「遅延」についてジャッジの方々の意見を。
http://logicwolf.sblo.jp/article/41926286.html
http://www.copmtg.net/diary/diary.php?year=2010&month=12&day=01
http://samoamagic.blog91.fc2.com/blog-entry-130.html

また、裁定を下されたジャッジの方のレポート翻訳がこちら
http://mjmj.info/data/docs/slowplay.txt

私は最近、「遅いプレイについての警告」を受けたことがあります。
延長ターン中、こちらがおしている状況だったのですが、相手が適切に捌いていたために殴りきれるかどうか難しいところで悩んでしまったのです。
ジャッジの方もそれを重々承知の上で、「次に遅れたら警告以上の裁定になりますよ」と忠告してくださいました。

また、もう十年前になりますが、それなりに大きなイベントで「遅延行為の監視」を求めてジャッジを呼んだこともあります。

こういった経験もあり、最近は、(特にコントロール同士やミラーの場合には、)ラウンドの合間に対戦相手と残り時間の確認をするようにしています。その際には出来る限りジャッジに直接時間を聞くことにしています。
「時間」も一つのリソースであり、自分のできる範囲で管理することが求められているということだと思います。
ただ、これでいいのかどうか、私にはまだよくわかりません。
ジャッジの方とも色々とお話をしながら、楽しくゲームできるようになれればいいなあと思います。
1.はじめに

私は適用度の高いイベントにあまり出場したことがなく、事実上DQとは縁遠いのですが、自分の中で整理しきれなかったので書いてみます。
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gpflo10/day1#16
GPフローレンスでの斎藤プロのDQについてです。

2.情報公開について

私が斎藤プロに対して思い入れがあり、ファンであることは以前にも日記で書きました。
http://cramcram.diarynote.jp/201007081306475569/

今回の件について、斎藤プロはいち早くツイッター上で失格裁定を受けたことと、そのことについての悔しさ(悩み?)を公開し、週末のうちにブログにまとめが掲載されました。
http://harurumtg.blog41.fc2.com/blog-entry-155.html
まず、このスピード感、自らにとっての不利益を公開する姿勢を、私は尊敬します。プロとして、人として、身を切るような痛みに耐えつつも周囲の人と自分のために不利益な事実を公開し、率直な気持ちを語る。中々出来ないことだと思います。

3.ジャッジの判断

しかし、残念ながら罪は罪、裁定は裁定として残ります。
斎藤プロのプレイングが故意であったかどうかは彼の証言ではなく、客観的な状況から判断されるべきであり、プレイングの様子がビデオに残っていたわけではない以上、私たちはジャッジの判断を尊重するほかありません。

もちろん、ビデオに残っていたからと言ってジャッジの判断が間違っているというわけではありません。
ジャッジの判断をいたずらに責めることは「本気の頭脳競技」であるMTGというゲームを貶めることに繋がり、引いてはMTGファン、プレイヤーとしての自分の足元を崩すことに繋がりかねません。
ジャッジだって間違えることはあるでしょうが、その場で最善の判断をしているはずですし、彼らを信用しなければ、ゲームとしての公平性を担保することはできません。
MTGが競技でいられるのはジャッジがいるからで、これまでたくさんのミスの積み重ねと改善を続けてきたからこそ、MTGは20年近くゲームとして残ってこれたのだと思います。
そう考えると、今回、斎藤プロがDQを受けたことは「正しかった」ということになります。

4.何が罪か

では、斎藤プロは「罪を犯した」のでしょうか。
斎藤プロが自身のブログで書いことをすべて信じれば「冤罪」です。
DQという裁定はプロプレイヤーにとっては生活に関わり、名誉と経歴を傷つけることです。人生を奪うことにもなりかねません。
以前の日記でははぐらかしましたが、私は斎藤プロが最初に出場停止になった時、「あの人、悪いことしてたんだ」と思いました。「だから勝っていたんだろう」そして「罰があたったのだろう」と。
出場停止になった際の記事を読む限り、斎藤プロは自白しています。それもあってか、あの事件は「自他共に認める罪」として、斎藤プロの経歴に一筋の影を落としています。
一般のプレイヤーであった自分は斎藤プロを軽蔑しました。
冤罪でも同じことが起こりうるのです。
しかし、冤罪だったとしても裁定が間違っていたわけではないのは前述のとおりです。
これを罪と呼んでいいのか、罪と呼んではいけないのか、私にはわからないのです。

私は今回の事件については「運が悪かっただけで罪ではないだろう」と思っています。私はその後の斎藤プロの活躍と人柄を一ファンとして見ており、その恩恵にも(晴れる屋の客として)あずかっているからです。あの斎藤プロが故意でそんなことをするわけがないと信じているからです。

このように変化した自分自身の判断を、私は恐ろしく感じます。
同じことをしていたのに、「Aさんだから罪」で「Bさんだから罪ではない」というのでは、不公平です。しかし、明らかな不公平を私の感情は許容しています。

罪をどうとらえるかについて、どれだけ考えても答えは出ません。

5.どのように判断すればいいのか

それでも、どう判断するかについては、答えがあります。
「罪を憎んで、人を憎まず」という言葉があります。
これを私は、「罪は事実で判断し、人格は生き様で判断すべきである」と読み替えます。

つまり、裁定は裁定として尊重し、そんなことで斎藤プロの人格的評価が曇るわけではないと信じていればいいのです。

斎藤プロは、結果はもちろん、その生き様で周囲の評価を変え、幸福をもたらしてきた方です。
再来週に迫った世界選手権でも、結果と共にその人柄で、今回の件を吹き飛ばすほどの評価を得ていくと思います。

そして私自身もMTGを楽しみ、プレイヤーもジャッジも尊重して、周囲のハッピーを高めていけるように努力していきたいと思っています。
風邪をひいて、病院からの帰り道。
とある駅前の高層建物が新装開店ということで、玩具店に。

何故かレジ横にアーイシャ・タナカ/Ayesha Tanakaのシングルが。
しかも、シングルはそれしかありません。
さらに、何故かご丁寧にプラスチックケースに一枚ずつ入っていました。
手に取ってみると、裏面は白。そして、サインとシリアル番号。
アーティストプルーフだ!
英語で書かれた説明文もついていて、どうやら間違いなさそうです。
来年予定されているLMCのビンゴに商品として持っていこうかと思ってます。
いい買い物でした。





MWSでぐるぐる回して遊んでいたところ、斎藤プロの優勝デッキと土地以外は全く同じ構成になっていました。驚いた。
特に呪文貫きは奇襲効果以上にこちらの戦線を維持するためにメインから必要だと思っていたので、結果が出たのを見て、とても嬉しかったです。

ただ、黒タッチは思いつきませんでした。
「水没」4枚と「不忠の糸」2枚、そして「十手」2枚まで生物対策を伸ばしていたのですが、緑系ビートには押し切られることが多かったです。それ以上に、ゴブリンに弱いのが困りものでした。
「仕組まれた疫病」なんて、使われたことこそあれ、使おうとは思わなかった。
目ウロコでした。

それにしてもレガシー、楽しいですね。
緑は言わずもがな。
黒はまだデッキがないけど、書いてあることはおかしい。
白はコントロールに入ると悪斬が可愛く思えるほど強い。
赤はジャンドに居場所を見つけつつある。
青はワイルドファイアリセットに住処を発見。

といった感じで、どれも使われそうですね。
緑の値段はちょっと高すぎる気もしますが、白と青はまだ評価が低い気がします。
黒はちょっと高め、赤は高めに見えますが、最終的に安定なのかな、と。
いずれも1500円以下なら押さえておいて大丈夫そうです。
ノロウィルスのせいでおうちに釘付け。
みなさん、インフル以外にも気をつけましょう。

ところで私はWWKの友好色ミシュラランドにさりげなく期待しております。
特に赤黒と赤緑。
ジャンドビッグマナではマナソースが29枚になっちゃうので、
後半の息切れをしっかり防いでくれそう。

あと、いまいち評価の赤いラスも白が増えてくると思われるので、ジャンドのサイドとしてはアリだと思ってます。
今までは、続唱のせいで地震を入れられない→チャームか蔓延か流弾→タフネス高いやつは殺せないって感じだったんですよね。
プロテクションを通過できないんで、同じと言えば同じですが。

WWK出ても、ジャンドは使い続けたいなあ。
LMCCは3割がジャンドだったそうです。
思ってたより白単が少なかったわけですが、
考えてみれば環境最高額の札束デッキですもんね。
(フェッチ、十字軍、悪斬、ラスなど)
さすがにパーツが足りません。

結果は純正ジャンドで5-3(BYEなし)でした。
最初に白タッチジャンドに二回負けて、赤単に速攻で殺されて、サブマリン。
白タッチジャンドが一応の正解だったようです。
特に、悪斬とカスケードワームの両方をとったタイプ。
しかし、優勝はバントでした(よね?)。
オバ賛美→RWM→ラフィークの流れはドランのブン回りを思い出させました。

それにしても、現環境のデッキはいずれも運の要素が強くてちょっと疲れます。
吸血鬼…夜候がランダム。
ジャンド…カスケードがランダム。
上陸ボロス…フェッチ引ける枚数がランダム(これはまあ、調整するしかないですが)
白単・赤単・バント…ブン回れるかどうかが運。

もちろん、MTGは運ゲーの要素があるわけですが……。

愚痴でした。
デッキは白赤ヒバリ。
レシピは斉藤さんのデッキに、ブレンタンをメインから入れた形。

1.ジャンド
○×○
1本目は相手がもたついているところをビートして勝ち。
2本目は相手の苦花とハンマーを処理しきれずに負け。
3本目は1本目と同様にビーとして勝ち。

2.スワンアサルト
××
1本目は丁寧に捌かれてチャンドラがはじけて負け。
2本目は追い詰めるものの、4マナで止まって後続をうまく展開できず負け。

……練習したかった相手。ちょっとした判断で負けてしまうタイプのデッキらしく、慣れていないと使いづらそうだった。
構築もプレイングも大変なタイプのデッキだが、うまい人が使えば環境最強に近いと思う。

3.黒単ならずもの
×○○
1本目は綺麗にビートされて負け。
2本目は5/3が4体出て12枚RFGされるものの、アジャニを3枚引いて勝ち。
3本目は相手が事故って勝ち。

4.白単キスキン
××
1本目は綺麗に展開されて負け。
2本目は全体除去でしのぎ、あと1ターンまで追い詰めるものの「鏡編み」で負け。

……自分も使ったことのあるデッキだが、展開力は抜群で1本目は敵わない。
全体除去が入る二本目は有利になるのだが、「鏡編み」や各種PWが入ると計算が難しくなる。
総じて互角の勝負。
ここでドロップがチラつくも、スタンに慣れたいので続行。

5.白赤ヒバリ
○○
1本目は土地が止まったところを「大爆発の魔道士」されるものの、自分の白蘭を流刑して、無理やり土地を揃える。アジャニでライフ差を埋めて、ギャンコマで勝ち。
2本目も土地が止まったが、スピリットトークンからの秘匿連打で勝ち。

6.ドメイン
○○
特に書くことなし。

結果は凡庸な4-2でした。

・精神石引きすぎた。4枚は個人的には多い気がする。土地と入れ替えよう。
・モグの狂信者が強すぎる。
・うまい人のスワンアサルトには敵わない。逆に言えば、普通の人のスワンなら勝てる。
・おそらくはフェアリーも同様。
・白単キスキンと白赤ヒバリはプレイングが近い印象。当たり前だけど。

多くの人が使うデッキだけあって、普通に強いですね。
ただ、相手の盤面に触れないですし、エンチャントやアーティファクトに対しては無力です。
自分メモにしかなってませんが。

とりあえず白青黒。

--------------------------------------------------------------------------------
Aerie Mystics / 高層の神秘家 (4)(白) →画像
クリーチャー ― 鳥・ウィザード Conflux アンコモン
飛行
(1)(緑)(青):あなたがコントロールするクリーチャーは、ターン終了時まで被覆を得る。
3/3
(1/145)Mark Zug

構築×
リミテッド△+
シールドでは飛行戦力として入る可能性アリ。ただし、同マナ域に優秀な生物がある程度あるので、プール次第。
白緑パンプではタッチ青でなくとも5マナ域の1枚としてカウントできる。
バントでは後半の優秀なアタッカー。
いずれにせよ能力を起動する機会はそんなにないだろう。(もちろん、抑止力として有効)

Asha’s Favor / アーシャの好意 (2)(白) →画像
エンチャント ― オーラ Conflux コモン
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは、飛行と先制攻撃と警戒を持つ。
(2/145)Donato Giancola

構築×
リミテッド×
色々ついてもP/Tに影響なければ意味はない。

Aven Squire / エイヴンの従者 (1)(白) →画像
クリーチャー ― 鳥・兵士 Conflux コモン
飛行
賛美(あなたがコントロールするいずれかのクリーチャーが単独で攻撃するたび、そのクリーチャーはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。)
1/1
(3/145)David Palumbo

構築×
リミテッド○
白緑パンプの重要パーツ。ナヤにもバントにも入る。エスパーにはおそらく入らないが、ドラフトの遅い順目ならカット候補

Aven Trailblazer / エイヴンの先駆者 (2)(白) →画像
クリーチャー ― 鳥・兵士 Conflux コモン
飛行
版図 ― エイヴンの先駆者のタフネスは、あなたがコントロールする土地の中の基本土地タイプの数に等しい。
2/*
(4/145)Chris Rahn

構築×
リミテッド△-
思いのほか基本地形が揃わないので不安定。これならば一回り大きい飛行戦力を。

Celestial Purge / 天界の粛清 (1)(白) →画像
インスタント Conflux アンコモン
赤か黒のパーマネント1つを対象とし、それをゲームから取り除く。
(5/145)David Palumbo

構築○
リミテッド△
見たまんま。インスタント+RFGってのがすごい

Court Homunculus / 宮廷のホムンクルス (白) →画像
アーティファクト・クリーチャー ― ホムンクルス Conflux コモン
宮廷のホムンクルスは、あなたが他のアーティファクトをコントロールしているかぎり+1/+1の修整を受ける。
1/1
(6/145)Matt Cavotta

構築△
リミテッド△
エスパーよりむしろバントに入る可能性がある。白青中心の5色デッキで、賛美+アーティファクトっていうアーキタイプが生まれるかも。

Darklit Gargoyle / 闇光りのガーゴイル (1)(白) →画像
アーティファクト・クリーチャー ― ガーゴイル Conflux コモン
飛行
(黒):闇光りのガーゴイルはターン終了時まで+2/-1の修整を受ける。
1/2
(7/145)Howard Lyon

構築×
リミテッド○
非常に優秀。エスパーの新主力。エスパーは白青中心の飛行ビート色に生まれ変わるかも。

Gleam of Resistance / 抵抗の微光 (4)(白) →画像
インスタント Conflux コモン
あなたがコントロールするクリーチャーは、ターン終了時まで+1/+2の修整を受ける。 それらのクリーチャーをアンタップする。
基本土地サイクリング(1)(白)((1)(白), このカードを捨てる:あなたのライブラリーから基本土地カードを1枚探し、それを公開してあなたの手札に加える。 その後、あなたのライブラリーを切り直す。)
(8/145)Matt Stewart

構築△
リミテッド◎
今回の目玉コモンの一つ。バント、エスパー、ナヤすべてに入る。
5色ビートの必須パーツ

Lapse of Certainty / 確実性の欠落 (2)(白) →画像
インスタント Conflux コモン
呪文1つを対象とし、それを打ち消す。 その呪文がこれにより打ち消された場合、それをオーナーの墓地に置く代わりにそのプレイヤーのライブラリーの一番上に置く。
(9/145)Anthony Francisco

構築○
リミテッド△
構築ではキスキンや白コントロールに、リミテッドでは重い相手のサイドに入れて「破門」的に使える。

Mark of Asylum / 避難所の印 (1)(白) →画像
エンチャント Conflux レア
あなたがコントロールするクリーチャーに与えられるすべての戦闘でないダメージを軽減する。
(10/145)Sal Villagran

構築○
リミテッド△
構築での働きを期待するが、未知数。
フェアリー、キスキンのサイド候補なのだろうが、あまりにも防御的。
一枚一枚のカードパワーが重要な現在のスタンにあって、どこまで使えるのか。

Martial Coup / 軍部政変 (X)(白)(白) →画像
ソーサリー Conflux レア
白の1/1の兵士・クリーチャー・トークンをX体場に出す。 Xが5以上である場合、他のすべてのクリーチャーを破壊する。
(11/145)Greg Staples

構築○
リミテッド◎
構築では白青コントロールの復権を予感させる一枚。
トーストに一枚挿しなどの使い方も可能性アリ。
リミテッドでは最強カードの一枚。

Mirror-Sigil Sergeant / 鏡印章の兵長 (5)(白) →画像
クリーチャー ― サイ・兵士 Conflux 神話レア
トランプル
あなたのアップキープの開始時に、あなたが青のパーマネントをコントロールしている場合、あなたは鏡印章の兵長のコピーであるトークンを1体場に出してもよい。
4/4
(12/145)Chris Rahn

構築△
リミテッド◎
構築には流刑への道があるため、重いクリーチャーは総じて肩身が狭い。

Nacatl Hunt-Pride / ナカティルの狩り群れ (5)(白) →画像
クリーチャー ― 猫・戦士 Conflux アンコモン
警戒
(赤),(T):クリーチャー1体を対象とする。このターン、それではブロックできない。
(緑),(T):クリーチャー1体を対象とする。このターン、それは可能ならブロックする。
5/4
(13/145)Steve Prescott

構築×
リミテッド△
このマナ域でタフネス4、回避能力なしは厳しい。
もちろん、ガルガンチュアやモストドンなどのサポートがあれば強いが、それでも他に入る生物が取れていないとき、だろう。

Paragon of the Amesha / アミーシャの模範 (2)(白) →画像
クリーチャー ― 人間・騎士 Conflux アンコモン
先制攻撃
(白)(青)(黒)(赤)(緑):ターン終了時まで、アミーシャの模範は天使になり、+3/+3の修整を受けるとともに飛行と絆魂を得る。
2/2
(14/145)Chris Rahn

構築×
リミテッド○
単なる先制攻撃要因として強い。とくに白青賛美、白緑パンプでは。5色ビートの中心人物だが、アンコモンなので複数枚は見ないだろう。

Path to Exile / 流刑への道 (白) →画像
インスタント Conflux アンコモン
クリーチャー1体を対象とし、それをゲームから取り除く。 それのコントローラーは自分のライブラリーから基本土地カードを1枚探してもよい。そうしたなら、そのプレイヤーはそのカードをタップ状態で場に出し、自分のライブラリーを切り直す。
(15/145)Todd Lockwood

構築◎
リミテッド◎
今回の白最強カードと思われる。
構築では白蘭と組み合わせてデメリットを消す、自分の生物に撃ってマナ調整、など使い方は様々。
プロテクや被覆を持つ生物の価値を引き上げる一枚。(トロールとか)

Rhox Meditant / ロウクスの瞑黙者 (3)(白) →画像
クリーチャー ― サイ・モンク Conflux コモン
ロウクスの瞑黙者が場に出たとき、あなたが緑のパーマネントをコントロールしている場合、カードを1枚引く。
2/4
(16/145)Donato Giancola

構築×
リミテッド△+
硬い幻想家。ナヤ、白緑パンプのパーツ。コモンであり、遅い順目で取れるだろう。
シールドなら、より評価は上がる。

Scepter of Dominance / 威圧の王笏 (1)(白)(白) →画像
アーティファクト Conflux レア
(白),(T):パーマネント1つを対象とし、それをタップする。
(17/145)Howard Lyon

構築△
リミテッド◎
構築では白系コントロールに挿し込んでトースト対策に。(マナを倒したり、フィニッシャーを寝かせたり)
これもプロテクや被覆の価値を引き上げた。

Sigil of the Empty Throne / 空位の玉座の印章 (3)(白)(白) →画像
エンチャント Conflux レア
あなたがエンチャント呪文を1つプレイするたび、飛行を持つ白の4/4の天使・クリーチャー・トークンを1体場に出す。
(18/145)Cyril Van Der Haegen

構築?
リミテッド×
何かのフラグとしか思えない。

Valiant Guard / 雄々しい守備兵 (白) →画像
クリーチャー ― 人間・兵士 Conflux コモン
0/3
(19/145)Chris Rahn
Wall of Reverence / 崇敬の壁 (3)(白) →画像
クリーチャー ― スピリット・壁 Conflux レア
防衛、飛行
あなたのターンの終了時に、あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とする。あなたはそれのパワーに等しい点数のライフを得てもよい。
1/6
(20/145)Wayne Reynolds

構築△+
リミテッド◎
構築なら白系コントロールに。
リミテッドなら出されると絶望を味わえる。

Brackwater Elemental / 淀み水の精霊 (2)(青) →画像
クリーチャー ― エレメンタル Conflux コモン
淀み水の精霊が攻撃かブロックしたとき、ターン終了時にそれを生け贄に捧げる。
蘇生(2)(青)((2)(青):このカードをあなたの墓地から場に戻す。 それは速攻を得る。 ターン終了時かそれが場を離れる場合にそれをゲームから取り除く。 蘇生はソーサリーとしてのみ行う。)
4/4
(21/145)Thomas M. Baxa

構築×
リミテッド△-
グリクシスビートに。

Constricting Tendrils / 押さえつける触手 (青) →画像
インスタント Conflux コモン
クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで-3/-0の修整を受ける。
サイクリング(2)((2), このカードを捨てる:カードを1枚引く。)
(22/145)David Palumbo

構築×
リミテッド△
リミテッドはカードが足らないときのナイススロット埋め。
バントや白青ビートは除去がとれないことが多いので、中盤に浮かんでいたらピックする。
シールドでは多少力不足の印象。

Controlled Instincts / 本能の制御 (青) →画像
エンチャント ― オーラ Conflux アンコモン
エンチャント(赤か緑のクリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは、それのコントローラーのアンタップ・ステップにアンタップしない。
(23/145)Ralph Horsley

構築△
リミテッド△
構築で寝かせたい相手はデミゴッド、ロウクス、大立者といったところか。
相手によればサイドから4枚投入もありえる。
ただ、トーストには効かないし、バーンにも意味はない。キスキンはいわずもがな。エルフには焼け石に水。
やはり、難しそう。

Cumber Stone / 困惑の石 (3)(青) →画像
アーティファクト Conflux アンコモン
あなたの対戦相手がコントロールするクリーチャーは-1/-0の修整を受ける。
(24/145)Warren Mahy

構築△
リミテッド○
構築でもチャンスはあるが、重いし遅い。
リミテッドではナヤ殺し。パワー5のテクニックが全く使えなくなる。

Esperzoa / エスパーゾア (2)(青) →画像
アーティファクト・クリーチャー ― クラゲ Conflux アンコモン
飛行
あなたのアップキープの開始時に、あなたがコントロールするアーティファクト1つをオーナーの手札に戻す。
4/3
(25/145)Warren Mahy

構築△
リミテッド○
構築には今のところ居場所がない。
リミテッドでは様々な悪さが出来、非常に強力。

Ethersworn Adjudicator / エーテル宣誓会の審判人 (4)(青) →画像
アーティファクト・クリーチャー ― ヴィダルケン・騎士 Conflux 神話レア
飛行
(1)(白)(黒),(T):クリーチャー1体かエンチャント1つを対象とし、それを破壊する。
(2)(青):エーテル宣誓会の審判人をアンタップする。
4/4
(26/145)Dan Scott

構築○
リミテッド◎
構築では壊れやすく、どうにも扱いづらい。エスパーコントロールなどが生まれるのであれば可能性はある。
いずれにせよ、0.5kを切るカードではないので、投資のタイミングがあるかも。
リミテッドでは超強力

Faerie Mechanist / フェアリーの機械論者 (3)(青) →画像
アーティファクト・クリーチャー ― フェアリー・工匠 Conflux コモン
飛行
フェアリーの機械論者が場に出たとき、あなたのライブラリーの一番上から3枚のカードを見る。 あなたはその中のアーティファクト・カードを1枚公開してあなたの手札に加えてもよい。 残りをあなたのライブラリーの一番下に望む順番で置く。
2/2
(27/145)Matt Cavotta

構築×
リミテッド○
ドラフトではそれなりに強力(期待値は50%くらい)。
シールドにも入るが、能力がヒットすることはほとんどない。

Frontline Sage / 最前線の賢者 (2)(青) →画像
クリーチャー ― 人間・ウィザード Conflux コモン
賛美(あなたがコントロールするいずれかのクリーチャーが単独で攻撃するたび、そのクリーチャーはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。)
(青),(T):カードを1枚引き、その後カードを1枚捨てる。
0/1
(28/145)Volkan Baga

構築×
リミテッド△
なんだかんだでアラーラにはピンガーが多く存在するため、タフネス1はいまだに微妙。
ただし、白青賛美には入る。バントに入るのは負け組みの予感。

Grixis Illusionist / グリクシスの幻術師 (青) →画像
クリーチャー ― 人間・ウィザード Conflux コモン
(T):あなたがコントロールする土地1つを対象とする。それはターン終了時まで、あなたが選んだ1つの基本土地タイプになる。 
1/1
(29/145)Mark Tedin

構築×
リミテッド△-
5色用カード。相手に使えないのが残念。

Inkwell Leviathan / 墨溜まりのリバイアサン (7)(青)(青) →画像
アーティファクト・クリーチャー ― リバイアサン Conflux レア
島渡り、トランプル、被覆
7/11
(30/145)Anthony Francisco

構築△
リミテッド△
いくらなんでも重い。構築なら一本釣り。

Master Transmuter / 練達の変成者 (3)(青) →画像
アーティファクト・クリーチャー ― 人間・工匠 Conflux レア
(青),(T), あなたがコントロールするアーティファクト1つをオーナーの手札に戻す:あなたは、あなたの手札にあるアーティファクト・カード1枚を場に出してもよい。
1/2
(31/145)Chippy

構築?
リミテッド○
綺麗なイラストで人気。早々にデッキタイプを研究されていたが、現状では実戦レベルには遠い模様。

Parasitic Strix / 寄生的な大梟 (2)(青) →画像
アーティファクト・クリーチャー ― 鳥 Conflux コモン
飛行
寄生的な大梟が場に出たとき、あなたが黒のパーマネントをコントロールしている場合、プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは2点のライフを失い、あなたは2点のライフを得る。
2/2
(32/145)Steven Belledin

構築×
リミテッド○
シールドでもドラフトでも活躍。エスパーゾアと組み合わせると大変なことに。
ドラフトでついに青黒ビートが組める?

Scepter of Insight / 洞察の王笏 (1)(青)(青) →画像
アーティファクト Conflux レア
(3)(青),(T):カードを1枚引く。
(33/145)Steven Belledin

構築×
リミテッド△
悠長すぎる。

Scornful ?ther-Lich / 軽蔑するエーテリッチ (3)(青) →画像
アーティファクト・クリーチャー ― ゾンビ・ウィザード Conflux アンコモン
(白)(黒):軽蔑するエーテリッチはターン終了時まで畏怖と警戒を得る。
2/4
(34/145)Steven Belledin

構築×
リミテッド○
ドラフトではドレイクと同レベル。エスパー専用だがアンコモンのため、複数枚は期待できないだろう。
もちろん、5色ビートには入る。

Telemin Performance / テレミンの演技 (3)(青)(青) →画像
ソーサリー Conflux レア
対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは、自分のライブラリーのカードを一番上から、クリーチャー・カードが公開されるまで公開し続ける。 そのプレイヤーは、これにより公開されたすべてのクリーチャーでないカードを自分の墓地に置き、その後あなたはそのクリーチャー・カードをあなたのコントロール下で場に出す。
(35/145)Izzy

構築?
リミテッド○
なんだかんだで生物一枚にカウントできるため、長期化しやすいシールドでは有効。
ドラフトでは少々遅い印象。

Traumatic Visions / 衝撃的な幻視 (3)(青)(青) →画像
インスタント Conflux コモン
呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
基本土地サイクリング(1)(青)((1)(青), このカードを捨てる:あなたのライブラリーから基本土地カードを1枚探し、それを公開してあなたの手札に加える。 その後、あなたのライブラリーを切り直す。)
(36/145)Cyril Van Der Haegen

構築○
リミテッド○
ほぼサイクリングなのだが、カウンターは抑止力となる。

Unsummon / 送還 (青) →画像
インスタント Conflux コモン
クリーチャー1体を対象とし、それをオーナーの手札に戻す。
(37/145)Izzy

構築△
リミテッド○
対ジャンド。

View from Above / 上空からの視界 (1)(青) →画像
インスタント Conflux アンコモン
クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで飛行を得る。 あなたが白のパーマネントをコントロールしている場合、上空からの視界をオーナーの手札に戻す。
(38/145)Howard Lyon

構築×
リミテッド○
白青賛美に。

Worldly Counsel / 俗世の相談 (1)(青) →画像
インスタント Conflux コモン
版図 ― あなたのライブラリーの一番上からX枚のカードを見る。Xはあなたがコントロールする土地の中の基本土地タイプの数に等しい。 そのうち1枚をあなたの手札に加え、残りをあなたのライブラリーの一番下に望む順番で置く。
(39/145)Matt Cavotta

構築×
リミテッド×
手札が増えない。

Absorb Vis / ヴィスの吸収 (6)(黒) →画像
ソーサリー Conflux コモン
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは4点のライフを失い、あなたは4点のライフを得る。
基本土地サイクリング(1)(黒)((1)(黒), このカードを捨てる:あなたのライブラリーから基本土地カードを1枚探し、それを公開してあなたの手札に加える。 その後、あなたのライブラリーを切り直す。)
(40/145)Brandon Kitkouski

構築△
リミテッド○
要警戒カード。赤黒ビートのフィニッシュとして。

Corrupted Roots / 腐敗した根 (黒) →画像
エンチャント ― オーラ Conflux アンコモン
エンチャント(森か平地)
エンチャントされている土地がタップ状態になるたび、それのコントローラーは2点のライフを失う。
(41/145)Mark Hyzer

構築×
リミテッド×
コメント不要

Drag Down / 引きずり下ろし (2)(黒) →画像
インスタント Conflux コモン
版図 ― クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで、あなたがコントロールする土地の中の基本土地タイプ1つにつき-1/-1の修整を受ける。
(42/145)Trevor Claxton

構築×
リミテッド◎
ナイス除去。

Dreadwing / 戦慄翼 (黒) →画像
クリーチャー ― ゾンビ Conflux アンコモン
(1)(青)(赤):戦慄翼はターン終了時まで+3/+0の修整を受けるとともに飛行を得る。
1/1
(43/145)Mark Hyzer

構築×
リミテッド○
グリクシス専用。ただし、ピンガーがw

Extractor Demon / 絞り取る悪魔 (4)(黒)(黒) →画像
クリーチャー ― デーモン Conflux レア
飛行
他のクリーチャーが1体場を離れるたび、プレイヤー1人を対象とする。あなたは「そのプレイヤーは、自分のライブラリーの一番上から2枚のカードを自分の墓地に置く。」を選んでもよい。
蘇生(2)(黒)((2)(黒):このカードをあなたの墓地から場に戻す。 それは速攻を得る。 ターン終了時かそれが場を離れる場合にそれをゲームから取り除く。 蘇生はソーサリーとしてのみ行う。)
5/5
(44/145)Carl Critchlow

構築△
リミテッド◎
さすがに構築では使われないだろう。

Fleshformer / 肉組み (2)(黒) →画像
クリーチャー ― 人間・ウィザード Conflux アンコモン
(白)(青)(黒)(赤)(緑):クリーチャー1体を対象とする。肉組みはターン終了時まで+2/+2の修整を受けるとともに畏怖を得る。 そのクリーチャーはターン終了時まで-2/-2の修整を受ける。 この能力は、あなたのターンにのみプレイできる。
2/2
(45/145)Dave Kendall

構築×
リミテッド○
5色ビートの中心人物。
5色ビートは1,2パック目で重めの生物+除去をピックし、最終パックで調整をかけるアーキタイプ。
エスパー中心とグリクシス中心が現実的。
シールドでは非常に良く見るし、活躍する。

Grixis Slavedriver / グリクシスの奴隷使い (5)(黒) →画像
クリーチャー ― ゾンビ・巨人 Conflux アンコモン
グリクシスの奴隷使いが場を離れたとき、黒の2/2のゾンビ・クリーチャー・トークンを1体場に出す。
蘇生(3)(黒)((3)(黒):このカードをあなたの墓地から場に戻す。 それは速攻を得る。 ターン終了時かそれが場を離れる場合にそれをゲームから取り除く。 蘇生はソーサリーとしてのみ行う。)
4/4
(46/145)Dave Kendall

構築×
リミテッド○
ナイス蘇生。

Infectious Horror / 感染性の恐怖 (3)(黒) →画像
クリーチャー ― ゾンビ・ホラー Conflux コモン
感染性の恐怖が攻撃するたび、各対戦相手は2点のライフを失う。
2/2
(47/145)Pete Venters

構築×
リミテッド×
2HGでは異常な強さ。一度殴ると無条件で4点である。

Kederekt Parasite / ケデレクトの寄生魔 (黒) →画像
クリーチャー ― ホラー Conflux レア
いずれかの対戦相手がカードを1枚引くたび、あなたが赤のパーマネントをコントロールしている場合、あなたは「ケデレクトの寄生魔はそのプレイヤーに1点のダメージを与える。」を選んでもよい。
1/1
(48/145)Dan Scott

構築?
リミテッド○
優先してピックすることはないが、強い。

Nyxathid / ニクサシッド (1)(黒)(黒) →画像
クリーチャー ― エレメンタル Conflux レア
ニクサシッドが場に出るに際し、対戦相手を1人選ぶ。
ニクサシッドは、選ばれたプレイヤーの手札にあるカード1枚につき-1/-1の修整を受ける。
7/7
(49/145)Raymond Swanland

構築?
リミテッド○
平均3/3。

Pestilent Kathari / 黒死病のカターリ (2)(黒) →画像
クリーチャー ― 鳥・戦士 Conflux コモン
飛行
接死(このクリーチャーがいずれかのクリーチャーにダメージを与えるたび、そのクリーチャーを破壊する。)
(2)(赤):黒死病のカターリはターン終了時まで先制攻撃を得る。
1/1
(50/145)Dave Kendall

構築×
リミテッド△
意外に期待はずれ。確定除去にはならない。

Rotting Rats / 朽ちゆくネズミ (1)(黒) →画像
クリーチャー ― ゾンビ・ネズミ Conflux コモン
朽ちゆくネズミが場に出たとき、各プレイヤーはそれぞれカードを1枚捨てる。
蘇生(1)(黒)((1)(黒):このカードをあなたの墓地から場に戻す。 それは速攻を得る。 ターン終了時かそれが場を離れる場合にそれをゲームから取り除く。 蘇生はソーサリーとしてのみ行う。)
1/1
(51/145)Dave Allsop

構築△
リミテッド△
ジャンドが組めているならアリなのかもしれない。ただし、所詮1/1

Salvage Slasher / 回収する斬鬼 (1)(黒) →画像
アーティファクト・クリーチャー ― 人間・ならず者 Conflux コモン
回収する斬鬼は、あなたの墓地にあるアーティファクト・カード1枚につき+1/+0の修整を受ける。
1/1
(52/145)Anthony Francisco

構築×
リミテッド×
回避能力が何も付いていない

Scepter of Fugue / 遁走の王笏 (黒)(黒) →画像
アーティファクト Conflux レア
(1)(黒),(T):プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを1枚捨てる。この能力はあなたのターンにのみプレイできる。
(53/145)Franz Vohwinkel

構築?
リミテッド○
コスト的に強いとは思うのだが、入るデッキがない。
リミテッドでは強力。特にシールドではキーカードが落とされること多し。

Sedraxis Alchemist / セドラクシスの錬金術師 (2)(黒) →画像
クリーチャー ― ゾンビ・ウィザード Conflux コモン
セドラクシスの錬金術師が場に出たとき、あなたが青のパーマネントをコントロールしている場合、土地でないパーマネント1つを対象とし、それをオーナーの手札に戻す。
2/2
(54/145)Karl Kopinski

構築×
リミテッド△
このシリーズは扱いが難しい。
ドラフトならば有効活用できるのだが、(梟とか、青カプセルとか取っていることが前提)シールドではいまいち。

Voices from the Void / 虚空からの声 (4)(黒) →画像
ソーサリー Conflux アンコモン
版図 ― プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは、あなたがコントロールする土地の中の基本土地タイプ1つにつきカードを1枚捨てる。
(55/145)rk post

構築×
リミテッド△
シールドならワンチャンスあるが、アラーラサイクルの他の5マナ域はもっと強力だと思う。

Wretched Banquet / 惨めな食事 (黒) →画像
ソーサリー Conflux コモン
クリーチャー1体を対象とする。それのパワーが場のクリーチャーの中で最も小さいか最も小さい値に等しい場合、それを破壊する。
(56/145)Nils Hamm

構築△
リミテッド○
コンフラでシステムクリーチャーが増えているので、リミテッドでは強い。
構築でも赤黒バーンのサイドに居場所がある気がする。

Yoke of the Damned / 忌むべき者の頸木 (1)(黒) →画像
エンチャント ― オーラ Conflux コモン
エンチャント(クリーチャー)
いずれかのクリーチャーが場からいずれかの墓地に置かれたとき、エンチャントされているクリーチャーを破壊する。
(57/145)Paul Bonner

構築×
リミテッド○
なんだかんだで除去。現状では評価が低いが、ドラフトなら一周目でとるべきカード。


PTQ

2008年11月4日 TCG全般
PTQにいってきました。
結果は2-2ドロップ。
そのあとサイドイベントのドラフトは1没、2没。

シールドは弱いデッキが二つ組めるようなプールでした。
決め手になりそうなカードは「印章」のみ。
で、グリクシスとナヤの二種類のデッキを作って、相手によってサイドボーディングしてた。
「なら、ジャンドやればいいのに」と思われるかもしれませんが、強いカードがそれぞれの金枠に固まっていて、同居できなかった。
土地もオベリスクも足りず、多色化も難しかった。

言い訳ばかりだけど、一番ダメなのはマリガンミス。
ろくでもないハンドをキープしすぎた。
もっとちゃんとやらないとダメだ。
(たとえば、後手で色があって無くても土地が二枚あって、サイクリングがあったら開始しちゃってたんだけど、これはありえない選択だった)

ドラフトは取りきりだったから「サルカン」「イーオス」「ストイックエンジェル」「ゴブリンアサルト」が取れて、元を取った感があったので気が抜けてしまった。
ヤレヤレ過ぎる。
もっとまじめに遊ぼうと思った。

FNM

2008年10月25日 TCG全般
今日のFNMは、げんなりの1stパックから、仕方なく白い2/2パンプをとって、白緑を開始。
緑の流れは悪かったが白はよかった(1/1賛美、0/4賛美を各二枚ずつピック。)ので、軽めのクリーチャーを中心に白緑賛美テンポを作ろうとする。
1パック目は成功。
赤が全然とれなかったけど青はタッパーとエイブンが8,9で取れたので、バントか白緑だなーと思う。

2パック目もげんなり気味。迷うが、確定除去であるバントの魔除けをとる。
すると、そこから白が途絶える。
ここではじめて、下がバントだと気づく。
白も緑も青もまともなカードは止まっている。
そういえば下はドラフト初めてだといっていたので、これ以降も被せてくるのは目に見えている。
そこで、緊急避難として4色にすることを決意。火力をかき集める(骸骨、魂の火、飛行と地上に3点)。
これで、私と両家は完全にケンカ状態になり、負組になることは見えていた。
あふれ出ては目の前を通り過ぎる青黒の優良カードに涙目。
(今思えば、ここで賛美エスパーもアリだった?)

3パック目はたりないものを埋めつつ、4色ができるマナベースを整える。
2色以上合えばパノラマをピック。ギフトとサイクリングを優先。
あとは、賛美を拾っていく形に。
確定除去3枚、火力4枚、ギフト2枚、オベリスク1枚。
パノラマ6枚、クリーチャー15枚というデッキに仕上がる。
ちなみに、レアはなし。アンコも4枚という安上がりな作り。

1戦目:グリクシス××
序盤で残りライフ10までは削れるのだが、4枚体制のピンガーが強い。
火力でも焼ききれずに2連続敗北。

2戦目:エスパー○×○
除去能力が低いのでこちらの賛美がほとんど場に残る。
飛行と火力で勝ち。

3戦目:バント○○
下家。初手「天使」からのバントだったらしい。
さすがに「ナカティル」や軽い賛美はほとんどこちらが持っていたので殴りきって勝ち。

ということで、負-勝-勝の4着。
この環境は相性があるなあと改めて実感。

テンポ賛美>パワー5ナヤ>ピンガー>テンポ賛美
みたいな感じでしょうか。
エスパーは得意な相手が少ない気がする。
あえて言えばジャンドには強いかも。
テンポがとれてパワー5もあって、ピンガーも拾えるジャンド貪食はほかの全部に勝てるポテンシャルを持っているけど、組むのもプレイングも難しい。
卓に二人は存在できないのではないだろうか?
今回の流れだったらチャレンジしてみたかった。
(一週間練習してきたし、初手黒の2/1蘇生も考えた。。。ていうか、これくらいしかとるもののないすごいパックだった)

色々残念。

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