自分メモ。
かつて、スライは「4ターン目に20点削るデッキ」だった。
4ターン目に、先手なら手札が10枚ある。
このうち、3枚が土地でも、残りの7枚が3点ずつ削れるなら、
21点削って勝利である。
(僕の理屈だと20÷(60-土地枚数)×6が、1枚当たりの期待値になる/
下記の「スライ」なら3.24点…2マナパワー2が2回殴れる環境を作ることで、
平均値を引き上げている。だからスライには「熊」が厚く入っているのだろう)
これを突き詰めたのが、「スライ」であると僕は認識している。
http://archive.mtg-jp.com/reading/010092/
こちらの記事の最初に示されている「スライ」はまさにそういうデッキだ。
スライの生物を1マナから順に並べると
8-9-6-2
呪文を同じく並べると
6-5-2-2(X火力)
となる。
1マナの生物には「3回殴る」
2マナの生物には「2回殴る」
3マナの生物は「起動能力で1点+1回殴る」
4マナのドラゴンには「上から残りを削る」
という役割が、それぞれ要求されている
呪文についても、稲妻と火葬というそのまんま3点の火力が採用されている。
その役割を果たせるように出るターンを調整し、60枚という制限の枠に収めるために経験値からはじき出された結論が、スライのマナカーブなのだと思う。
(もちろん確率計算もあるんだけど)
翻って今の構築環境では、PWとスラーグ牙のせいで、ライフを25点削る必要が出ている。そうすると、カード1枚に期待される削り値は4を超える。
(下記のラクドスミッドレンジだと、25÷(60-26)×6=4.41が要求されている)
まさにこれを達成したのがラクドスミッドレンジである。
http://coverage.mtg-jp.com/gpnagoya12/article/004040/
生物8-4-4-7-3
呪文4-6
だいぶ汚いマナカーブだが、すべてのカードが「4点削る」ことを目標としている。
1マナ域のゾンビは、「最低2回、できれば3回殴る」=4~6点
2マナ域の騎士は、「2回殴るか、1回殴って1回賛美」=4~6点
3マナ域のゲラルフは、「出て除去される、あわよくば殴る」=4~7点
4マナ域の貴種と地獄乗りは、「すぐ殴る」=4点
5マナ域のドラゴンも「すぐ殴る」=5点
これらの平均値をとると、約4.8点。
呪文が平均2点であることを考えても、平均で4点をキープしている。
逆に言えば、平均4点をキープするために、このデッキは「ミッドレンジ」となっている。
そして、同じくこちらのデッキも、1マナ域で「3回殴る」ことを前提とすることで、平均4点近くをキープしている。
http://coverage.mtg-jp.com/gpnagoya12/article/004110/
しかも、そのうえでマナカーブ的にはミッドレンジよりも速い達成を得ている。
ゲラルフを失った分、ディスアドバンテージとなっているが、良いデッキである。
かつて、スライは「4ターン目に20点削るデッキ」だった。
4ターン目に、先手なら手札が10枚ある。
このうち、3枚が土地でも、残りの7枚が3点ずつ削れるなら、
21点削って勝利である。
(僕の理屈だと20÷(60-土地枚数)×6が、1枚当たりの期待値になる/
下記の「スライ」なら3.24点…2マナパワー2が2回殴れる環境を作ることで、
平均値を引き上げている。だからスライには「熊」が厚く入っているのだろう)
これを突き詰めたのが、「スライ」であると僕は認識している。
http://archive.mtg-jp.com/reading/010092/
こちらの記事の最初に示されている「スライ」はまさにそういうデッキだ。
スライの生物を1マナから順に並べると
8-9-6-2
呪文を同じく並べると
6-5-2-2(X火力)
となる。
1マナの生物には「3回殴る」
2マナの生物には「2回殴る」
3マナの生物は「起動能力で1点+1回殴る」
4マナのドラゴンには「上から残りを削る」
という役割が、それぞれ要求されている
呪文についても、稲妻と火葬というそのまんま3点の火力が採用されている。
その役割を果たせるように出るターンを調整し、60枚という制限の枠に収めるために経験値からはじき出された結論が、スライのマナカーブなのだと思う。
(もちろん確率計算もあるんだけど)
翻って今の構築環境では、PWとスラーグ牙のせいで、ライフを25点削る必要が出ている。そうすると、カード1枚に期待される削り値は4を超える。
(下記のラクドスミッドレンジだと、25÷(60-26)×6=4.41が要求されている)
まさにこれを達成したのがラクドスミッドレンジである。
http://coverage.mtg-jp.com/gpnagoya12/article/004040/
生物8-4-4-7-3
呪文4-6
だいぶ汚いマナカーブだが、すべてのカードが「4点削る」ことを目標としている。
1マナ域のゾンビは、「最低2回、できれば3回殴る」=4~6点
2マナ域の騎士は、「2回殴るか、1回殴って1回賛美」=4~6点
3マナ域のゲラルフは、「出て除去される、あわよくば殴る」=4~7点
4マナ域の貴種と地獄乗りは、「すぐ殴る」=4点
5マナ域のドラゴンも「すぐ殴る」=5点
これらの平均値をとると、約4.8点。
呪文が平均2点であることを考えても、平均で4点をキープしている。
逆に言えば、平均4点をキープするために、このデッキは「ミッドレンジ」となっている。
そして、同じくこちらのデッキも、1マナ域で「3回殴る」ことを前提とすることで、平均4点近くをキープしている。
http://coverage.mtg-jp.com/gpnagoya12/article/004110/
しかも、そのうえでマナカーブ的にはミッドレンジよりも速い達成を得ている。
ゲラルフを失った分、ディスアドバンテージとなっているが、良いデッキである。
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