大阪から帰ってまいりました。くらくらです。
日本選手権2011には、ライターとして参加させていただきました。
今回は結構な本数を書かせていただいたので満足しているのですが、まだちょっと余力があるので「公式では書かなかったネタ」をいくつか。

①3位決定戦、Game0

会場で私とChasmさんくらいしか観戦していなかったのですが、3位決定戦にはGame0が存在したんです。
http://coverage.mtg-jp.com/jpnats11/article/001895/

今回はニコニコ生放送による中継と運営の都合上、準決勝から決勝まで2~3時間ほど時間がありました。そんなに時間があってもどうせ会場でやることはマジックくらいしかないってことで、三原さんと井川さんは3位決定戦のテーブルで1時間ほど前倒しでGameをはじめていたんですね。

これが結構特殊でして「一つのデッキを二人でシェアして戦う謎のフォーマットで、しかも三本先取」というものでした。
要するに、まんなかに普通のスタンダードデッキを置いて、互いにそのデッキからドローするという、誰もが暇つぶしに一度は試すあの遊びです。

デッキは井川さんが練習のために作っていた、玉田さんのヴァラクート。
結論から言うと、本戦と同じく三原さんが井川さんを3タテで下して圧勝。
井川さん本人も仰ってましたが、ヴァラクート対決で三原さんに勝つのは困難ですね。

このゲーム、ヴァラクートでやるとデッキ内の山の取りあいになり、ほとんど《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle(ZEN)》は誘発しません。森の枚数も有限であるため、「何を持ってくるか」が普通のヴァラクートとは異なって非常に頭の使いがいがあります。ライブラリーを覗ける以上は、相手の手札も完全にわかりますし。

ボードゲームのお好きな方には、おすすめの遊びです。

②kukekeさん
今回、記事を書くために様々な方にインタビューを行わせていただきました。

その中でも印象に残っているのは、優勝者となったkukekeさんと、その調整メンバーの方々です。

kukekeさんに「右腕の帝王」という二つ名をつけてくださったのはdds666さん。
常に観戦しつつ共に一喜一憂していた調整メンバーはyasuさん。
DNを一番精力的にやっていたころ、彼らに憧れて記事を書いていた自分としては胸にグッと来るものがありました。

皆さんの仲の良さも非常に見ていて心地よく、仲間に恵まれることの大切さを改めて感じさせられました。

③東野さん
「河豚の捌けるデュエリスト」こと東野さんがトップ8まであと一勝、というラインに残っていました。

東野さんは私がマジックを始めた頃の日本選手権王者で、東野さんのデッキが掲載されたデュエリスト・ジャパンを擦り切れるまで読んだ覚えがあります。
「強い人はいつだって強い」ことを再認識し、私も少しでも強くなりたいと久々に思いました。

古豪の一線へのカムバック、というのはどんな業界でも胸熱ですよね。


以上、駆け足でこぼれ話をご紹介しました。
今後も、公式で記事を書くことがあって、かつ余力があれば「こぼれ話」をやってみたいと思ってます。
それではまた。



コメント

くけ
くけ
2011年7月20日17:31

ライターの仕事、お疲れ様でした。
自分の記事を書いていただき、ありがとうございました。

リンクさせて頂きました。
よろしくです。

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