こんにちは。くらくらです。

「統率者」発売されましたね。なんか品薄らしくて、レガシー民は涙目って話をちらほら聞きます。

確かに今回のデッキには新収録、かつ使いそうなカードが色々あります。

赤い《内にいる獣/Beast Within(NPH)》こと「混沌のねじれ」とか。
対ANT最終兵器「狼狽の嵐」とか。
みんな《巻物泥棒/Scroll Thief(M11)》こと「トレストの密偵長、エドリック」とか。
様々なコンボを封殺する「絞めつけ」とか。

もちろん、統率者戦では強力無比な「誓約」シリーズに、待望の対抗色レジェンドも魅力的ですし、再録カードも「太陽の指輪」をはじめとしてレアがたっぷり入ってますし、構築済みとしては珍しく3色でも色事故がほとんど起きないように特殊地形もふんだんに含まれている、などなど魅力を紹介するとキリがない!

くらくらも欲しい……というか、せめて遊んでみたい、と思っていたところ、mtg-jpライターチームとして「試遊会」にお誘いいただき、体験することが出来ました。

友人を誘っていいとのことだったので、カジュアルにコマンダーだけを遊んでいる友人を連れて、都内某所へ。

建物が複雑すぎて迷っていたところ、「あんちゃん」こと高橋プロと遭遇し、無事会場に到着。そのまま3人でゲームスタートです。

ちなみに特殊ルールは

①一人殺すと1パック、優勝すると3パックもらえる
②最初だけフリーマリガン(もう一度7枚引ける)。次から1枚ずつ減らして「パリマリガン」(ポーカーの手札交換みたいに、欲しいものだけ残して捨てた枚数―1を引き直せる)
③殺せるときは容赦なく殺す

てな感じです。
友人どうしで遊ぶ時にも、この3つのルールはあった方がいいかな、と思います。
景品があった方が燃えますし、それなりの手札がないとゲームにならなくて自分はもちろん周囲もつまらないですから。あと、いたずらにゲームを長引かせるよりは、すっぱり切って観戦していた方が楽しいフォーマットでもありますしね。

ゲームの展開はというと……。
私は「リクー」が使いたくて青緑赤デッキを選んだのですが、あっという間に高橋プロによって撲殺w
しかし、その隙をついて盤石な場を整えていた友人が高橋プロを圧殺。
力量に差があっても勝ててしまうのも統率者戦の面白いところですよね。

その後も敗北するたびに新しいゲーム……と遊んで行き、一人も殺せないまま4戦終了。
下手すぎるwwwww

今度こそはとデッキを赤白青に変えて挑んだ5回戦。
一緒に卓を囲んだのはアスキーメディアワークスのお二人と、ライブドアの方。
試遊会ならでは、のプレスチーム同士の戦いとなりました。
現役プレイヤーとして負けられませんよ!

しかし、この赤白青デッキ、引くカード引くカード全部が後ろ向きです。
壁、プロパガンダ、壁、壁……。

コマンダーに選んだ「寛大なるゼドル―」も対戦相手に自分のパーマネントをあげちゃうという謎効果の持ち主。

こんなの、どうやって勝つんだよ……と溜息を吐きつつカードを引くと……
そこには「暴動」の姿が!

そう、赤白青は周囲にゴマをすりつついきなり暴動でぶっ殺すデッキだったのです!

それからはニコニコしながら場の均衡を保つために除去を使って生かさず殺さずを繰り返し、そろそろ場に3人殺せるだけの生物が溜まるのを待ちます。
そろそろ頃合いだな、ブヒヒ……と鼻を鳴らしていたくらくらの前に放たれたのは、

「意外な授かりもの」!!!

なんばしよっとー!!!

これで完全にプラン崩壊。せめてもの抵抗に、溜めこんだ除去で数体の脅威を取り除いてから、次の7枚を覗きこみます。土地、土地、土地土地土地……。
無表情を装いつつも、無気力は隠せません。
もう、勝ち手段ないやん。

緑黒青を使っていたライブドアの方が脱落した後も、なんとかライフ回復しつつ生き延びていると、通りがかった三田村プロが「そのデッキ、暴動回収できるカード入ってるよ」と一言。

諦めたらそこで試合終了ってことですね、番長!

そこからはひたすらカードを引きまくり、会場の時間終了間際。
ついに辿りついたのは「イゼットの時術師」!
これでかつる!
土地をタップし、墓地から直接場に一枚のカードを叩きつけます。
「暴動!」

数体のトークンで残りライフ7の青緑赤デッキを倒し、手元のメモでは足りていたはずのラストアタックも黒緑白に敢行したのですが……

「残りライフ9です」

あれ?
あれれ???

と、そこで試合時間終了~。
残念ながら引き分けで終わってしまいました。

終了後は名刺交換しつつまた遊びましょう!とごあいさつ。
当初は「知らない人とMTGやるのって怖いのよね」とぼやいていた友人も、「超楽しかったわー」と笑顔。

カードゲームはソーシャルゲーム。
人と人を繋げるツールであることを再確認しました。

力量や資産の差が表れにくいフォーマットであるコマンダーは、初心者や復帰組が遊ぶのにぴったり。今回の構築済みの発売によって参加のハードルも下がったことですし、週末にワイワイガヤガヤ遊ぶのに最適だと思います。

くらくらもまた新しいデッキを組んで、持ち歩こうと思ってますので、どこかで見かけたらお声掛けください!

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