PTQ名古屋@長野は、渋滞と雪に阻まれて0回戦ドロップ。
用意していたデッキが納得の75枚ジャンドだったので、非常に悔しかったです。
レシピは↓
4稲妻
4思考囲い
4ヒル
2終止
4トリナクス
3パルス
4ブライトニング
3呪詛術師
4血編み
2瀝青破
26土地
サイド15枚(諸事情により割愛)
1:確定スロット16枚
思考囲い、ヒル、ブライトニング、血編みは確定スロット。
間違いなくアドバンテージが取れるカード郡と、環境最速のクロックの一つです。
ジャンドを使う理由、アイデンティティそのものです。
囲いを減らしたり不採用のデッキもあります。おそらく、カスケードからめくれることを嫌っているのでしょうが、これがなければ勝てないマッチアップも存在しますし、どんなデッキ相手にも腐らないカードなのですから、4枚採用しない理由がありません。
【追記】ないと勝てない、もしくは辛いマッチアップは、ドランと緑白秘匿です。いわゆる、ブンブンデッキ系ですね。これらを相手にする際は、さっさと軽いマナブーストやファッティを抜いてしまうに限ります。
2:除去スロット11枚
稲妻は環境的に弱いのですが、その汎用性とジャンドの持つ「バーン」という特性を生かすために4枚採用。
終止はサイドカードだったのですが、サイドの枠が数枚足りないこと、環境的に腐ることが少ないこと、重いデッキであるジャンドにとって、2マナでテンポをとれるカードが重要であることから、メインに2枚採用。
パルスについては、汎用性が高いのですが普通にプレイしたくないこと、環境にプレインズウォーカーやトークン戦術を採るデッキが少ないことから、この枚数になりました。
【追記】稲妻が弱いのは、マナブースト系やビートダウンが少ないからです。そして、ジャンドとフェアリー相手には特に強くないし、アドも取れません。終止が腐らないのは、コントロールやオーメンにもタイタンと壁が取られているからです。
3:3マナ生物スロット6枚+1
ジャンドの3マナ候補には、キッチン、トリナクス、突撃隊があるわけですが、この中で最も強いのがトリナクスであることは自明です。相対したときに一番アドバンテージが取れる上に、色マナ的にも一番プレイしやすいからです(ジャンド2ターン目の緑マナ2つは、フィルターランドを使わない限り非常に難しく、フィルターランドを多めにとると事故を誘発し、1ターン目思考囲い、もしくは稲妻という動きを阻害します)。
2番目の候補には、環境的に非常に強い、呪詛術師。環境の七割のデッキに対し、5点前後のダメージを叩きだします。しかし、序盤に撃つべきカードではなく、赤単や白単相手には完全なムダヅモとなるため、2枚で十分と考えられます。
【追記】
赤相手に強いキッチンをとらないのは、サイドにベイロスを積むからです。そして、呪詛術師が強いのは、基本地形数枚しかとらないレシピが多く見られるためです。
ここまで組んで、1スロットが空いたため、私は3枚目の呪詛術師をとることにしました。どうしても残り一枚を3マナ以下に抑えたかったのと、メインならばフェアリー、青白コントロール、オーメンヴァラクート、ジャンドに効くカードであること、そして、サイドのスロットが1枚空くことがその理由です。
4:土地26枚
ミシュラ6枚、タップイン10枚以内、フィルター4枚以内、各色15~17枚、をコンセプトに調整しました。
フィルターとミラディンランドを利用するか(3ターン目までがスムーズ)、M11ランド(4マナ目がスムーズ)を利用するかで好みは分かれると思われます。また、ミラディンランドについては3枚に1枚をタップインとして換算するとちょうどいいと思われます。
【追記】
M11ランドを使うもう一つの利点は、基本地形を使用することで呪詛術師のダメージを抑えるところにあります。
5(おまけ):デミゴッドシャーマン
マナベースに矛盾を抱えること、そもそもデミゴッドが環境的に弱いこと、の2点から、このタイプのジャンドは弱いと早々に判断しました。実現性があるとしたら緑赤ヘイストですが、ジャンド並に重いのにカードパワーがジャンドより低いため、存在価値はなさそうです。
【追記】
デミゴッドが弱い理由は、苦花とタイタンがいるから。私的には手札破壊を犠牲にしてまでデミゴシャーマンタイプにする理由はないと思っています。
6:サイド
ハギさん、三田村さんに教えていただいたものなので、割愛。
自分的シークレットテクだったボーラスの奴隷は、悪くも弱くもないのですが、より良いカードがあったため不採用になりました。
この環境のエクテンが行われることはもうありませんし、MBSが入ることで環境の激変は必至です。
それでも、ジャンド・フェアリー・ヴァラクート・青白あたりは消えることはないでしょう。
今期のエクテンはジャンドを使い続けることに決めたので、よほどのことがない限りはこれからもジャンド考察の記事を書いていくと思います。
ではまた。
用意していたデッキが納得の75枚ジャンドだったので、非常に悔しかったです。
レシピは↓
4稲妻
4思考囲い
4ヒル
2終止
4トリナクス
3パルス
4ブライトニング
3呪詛術師
4血編み
2瀝青破
26土地
サイド15枚(諸事情により割愛)
1:確定スロット16枚
思考囲い、ヒル、ブライトニング、血編みは確定スロット。
間違いなくアドバンテージが取れるカード郡と、環境最速のクロックの一つです。
ジャンドを使う理由、アイデンティティそのものです。
囲いを減らしたり不採用のデッキもあります。おそらく、カスケードからめくれることを嫌っているのでしょうが、これがなければ勝てないマッチアップも存在しますし、どんなデッキ相手にも腐らないカードなのですから、4枚採用しない理由がありません。
【追記】ないと勝てない、もしくは辛いマッチアップは、ドランと緑白秘匿です。いわゆる、ブンブンデッキ系ですね。これらを相手にする際は、さっさと軽いマナブーストやファッティを抜いてしまうに限ります。
2:除去スロット11枚
稲妻は環境的に弱いのですが、その汎用性とジャンドの持つ「バーン」という特性を生かすために4枚採用。
終止はサイドカードだったのですが、サイドの枠が数枚足りないこと、環境的に腐ることが少ないこと、重いデッキであるジャンドにとって、2マナでテンポをとれるカードが重要であることから、メインに2枚採用。
パルスについては、汎用性が高いのですが普通にプレイしたくないこと、環境にプレインズウォーカーやトークン戦術を採るデッキが少ないことから、この枚数になりました。
【追記】稲妻が弱いのは、マナブースト系やビートダウンが少ないからです。そして、ジャンドとフェアリー相手には特に強くないし、アドも取れません。終止が腐らないのは、コントロールやオーメンにもタイタンと壁が取られているからです。
3:3マナ生物スロット6枚+1
ジャンドの3マナ候補には、キッチン、トリナクス、突撃隊があるわけですが、この中で最も強いのがトリナクスであることは自明です。相対したときに一番アドバンテージが取れる上に、色マナ的にも一番プレイしやすいからです(ジャンド2ターン目の緑マナ2つは、フィルターランドを使わない限り非常に難しく、フィルターランドを多めにとると事故を誘発し、1ターン目思考囲い、もしくは稲妻という動きを阻害します)。
2番目の候補には、環境的に非常に強い、呪詛術師。環境の七割のデッキに対し、5点前後のダメージを叩きだします。しかし、序盤に撃つべきカードではなく、赤単や白単相手には完全なムダヅモとなるため、2枚で十分と考えられます。
【追記】
赤相手に強いキッチンをとらないのは、サイドにベイロスを積むからです。そして、呪詛術師が強いのは、基本地形数枚しかとらないレシピが多く見られるためです。
ここまで組んで、1スロットが空いたため、私は3枚目の呪詛術師をとることにしました。どうしても残り一枚を3マナ以下に抑えたかったのと、メインならばフェアリー、青白コントロール、オーメンヴァラクート、ジャンドに効くカードであること、そして、サイドのスロットが1枚空くことがその理由です。
4:土地26枚
ミシュラ6枚、タップイン10枚以内、フィルター4枚以内、各色15~17枚、をコンセプトに調整しました。
フィルターとミラディンランドを利用するか(3ターン目までがスムーズ)、M11ランド(4マナ目がスムーズ)を利用するかで好みは分かれると思われます。また、ミラディンランドについては3枚に1枚をタップインとして換算するとちょうどいいと思われます。
【追記】
M11ランドを使うもう一つの利点は、基本地形を使用することで呪詛術師のダメージを抑えるところにあります。
5(おまけ):デミゴッドシャーマン
マナベースに矛盾を抱えること、そもそもデミゴッドが環境的に弱いこと、の2点から、このタイプのジャンドは弱いと早々に判断しました。実現性があるとしたら緑赤ヘイストですが、ジャンド並に重いのにカードパワーがジャンドより低いため、存在価値はなさそうです。
【追記】
デミゴッドが弱い理由は、苦花とタイタンがいるから。私的には手札破壊を犠牲にしてまでデミゴシャーマンタイプにする理由はないと思っています。
6:サイド
ハギさん、三田村さんに教えていただいたものなので、割愛。
自分的シークレットテクだったボーラスの奴隷は、悪くも弱くもないのですが、より良いカードがあったため不採用になりました。
この環境のエクテンが行われることはもうありませんし、MBSが入ることで環境の激変は必至です。
それでも、ジャンド・フェアリー・ヴァラクート・青白あたりは消えることはないでしょう。
今期のエクテンはジャンドを使い続けることに決めたので、よほどのことがない限りはこれからもジャンド考察の記事を書いていくと思います。
ではまた。
コメント
自身も最近流行りのシャーマン型が肌に合わず、またそこまで強いと感じなかったので、とても参考になりました。
思考囲い4も異論なしです。
私もジャンドを使い続けると思うので、記事楽しみにしております。