最近私がやってるドラフト戦術は、ボム>除去>緑の優良コモン>その他の色の優良カード>アーティファクト>土地の順にピックしていき、最後のWWKで帳尻を合わせるというものです。

アラーラドラフトで一時期はやった、五色ドラフトと同じ手法です。

完成系は、同盟者シナジーと上陸シナジーとボムがちょっとずつ同居して、さらにティムか「刃のブーメラン」が入ります。
どれが優先ということはなく、どれも、取れるときに取ります。
ただし、他のデッキよりも少しだけ「効果付きの土地」各種と「歩く大地図」か「廃墟の幽霊」、そして「刃のブーメラン」の点数が高く設定されています。

目安としては、

生物13枚
マナかドローサポート3枚
除去4枚
刃のブーメラン1枚
装備品1枚
効果土地4枚
多色土地2枚
基本土地12枚

といった感じです。
このうち、2~3枚ボム(湿地での被災とか、キッカークローンとか)が入っていると助かります。

生物の配分は、
2~4マナの同盟者(生き残り、ウマーラ、ニマーナなど)を5枚
上陸で増強される巨大生物を3枚
大地図か幽霊を1枚
鹿を1枚
フィニッシャーになりうる生物を2枚
といった感じです。

呪文選択のポイントは、「永久凍土の罠」など単体で弱い呪文を入れないことです。
できれば、5マナ3ドローや宝物探しをしっかり確保できると強くなります。

巧く組まれた高速の二色デッキには苦戦しますが、それ以外には長引くほど有利になるように組む必要があります。

要するに、「良く出来たシールドデッキ」を作るつもりでピックするのです。

この戦術には他にも良い点があります。
各ピックで強いカードを拾っていくので、空いている色がわかりやすいのです。
ですので、ZZで取ったカードを確認し、2色で行けそうな場合にはWで猛然とその色をかき集めてデッキをつくる、ということもできます。
Wにアーティファクトが多く、強力カードが多いために出来る戦術です。

まだまだ発売一週間目なので、これからどうなるかわかりませんが、今後も研究していきたい戦術です。

コメント

bun
2010年2月12日13:19

こんにちは。
今まで僕の中には全く無かった戦略なので、面白く読みました。
僕は単色/準単色を目指してドラフトする傾向が強いので、上と色が被ってしまった時の路線変更にとても苦労します。
このやり方だと、上家の動向に柔軟に対応できそうですね。
もしくは単色ドラフトで始めて、状況によって4色ドラフトへの移行すると言うやり方も出来そうです。
試してみたいのですが、MOでWWKが未実装なのが歯がゆいです。
WWKが待ち遠しいですね。

cramcram
2010年2月12日22:55

bunさん>
コメントありがとうございます。

単色からはじめて移行するときですが、4~5手目で「砕土」を保険でとっておくと、移行がスムーズです。私も、黒単気味に初めて、サラカーをスルーして「砕土」から4色に移行したりしました。あとは、遅い順目で「カルニの宝石」を拾っておければ最高です。

とはいえ、WWKがアーティファクトの強いエキスパンションですし、上陸のおかげでデッキ内の土地が多く、確保枚数が1~2枚少なくて済むので、単色突っぱねもアリだと思います。。。

cramcram
2010年2月12日23:05

そうだ! この戦術の一番の魅力は、「取りきりドラフトで強い」ことですw
高いレアが軒並み有効ですから

bun
2010年2月13日10:05

おおっ。確かにそうですね。
誰もが夢見る《水蓮のコブラ/Lotus Cobra(ZEN)》と各種フェッチランドを取りきった上での勝利!

ゼンディカーは使えるカードの量が多い事と、上陸の為に通常より多めに土地が必要とされる事から、単色向きのセットですね。
最終的にどの様にデッキを完成させるかと言う見極めは難しいですが、卓の流れとプールから何とか判断できればなぁと思います。

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