エルフドラージ、アガディーム蘇生、白単擬態術師、ボールライトニングタッチアジャニ、ヴァラクート。

メタがジャンドを中心に回っているので、逆に「ジャンドに5.5割勝てる」デッキならば存在を許される……そういう環境だと思います。
1強の時代は、3すくみの時代よりよほど多様になるんですね。勉強になります。

結局色々と試したんですが、「相手のデッキ内容が知れていれば」純正ジャンドが最強というあたりまえの結論に達します。
そこで、前回行った個別評価の修正をば。

1.クリーチャー

・《朽ちゆくヒル/Putrid Leech(ARB)》
相変わらず採用枚数の難しいカード。
エルフドラージ相手にはそこそこ強いが、白騎士や赤単相手には弱い。
環境が少し速くなっているので、デメリットを受け入れたうえでプレイングでカバーしようと思う。

・《大貂皮鹿/Great Sable Stag(M10)》
「プロテクションにかからない」という点が優秀。
結論として「ヒル」とスロットを分け合うというのは、変わらず。

・《国境地帯のレインジャー/Borderland Ranger(M10)》
あってもなくても変わらないというのが正直なところ。
まさに「つよわい」。

・《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf(ARB)》
考えるまでもない。4枚。

・《ゴブリンの廃墟飛ばし》
エメリア、アガディーム、オランリーフ、ヴァラクート。
一連のサイクルを壊すのにとてもよいカード。
サイドに2枚とるのもアリか。

・《ギャンコマ》
「地上を止めつつ2点ずつ」という搦め手に使えていたが、
「エルドラージ」「擬態術師」という飛行戦力の前には無力。
悩ましい。ぐぎぎ。

2.インスタント

・《稲妻/Lightning Bolt(M10)》
私の考えだと、環境の二番手は「赤単」になりつつあると思う。
もちろん、悪斬とニッサはつらいのだけど、これらのデッキに対してすらメイン勝率5割以上。ジャンド相手は6割を誇る。しかも安いし、使い易い。
場もライフもいじれるこのカードの価値は、相対的に増していると思う。

・《終止/Terminate(ARB)》
私のプランではサイドカードになった。
アドをとれないジャンドは負けやすい時代である。

・《枝分かれの稲妻》
最近試しているカード。
白単タッチ擬態術師相手には効く。
わかりやすい2:1カードである。
しかし、おとなしく紅蓮地獄を使った方がいい気がする。

3.ソーサリー

・《大渦の脈動/Maelstrom Pulse(ARB)》
4枚。
悔しいが、4枚採用カードになった。
理由はにっくき「エルドラージの碑」である。
唯一の救いは、安いうちにトレードで4枚手に入っていたことだ。
(書いてあることは強かったので、トレードの「差額」として受け取っていた)

・《思考の大出血/Thought Hemorrhage(ARB)》
「エルドラージ」「悪斬」「アガディーム」などなど、抜くカードがわかっていればとても強い。サイドに2枚くらいは入れてもいいかもしれない。

・《精神腐敗》
「不気味な発見」による手札回復が流行してきた状況にあって、
「やっぱ手札破壊弱いよ」となるか、「もっと手札破壊しようよ」となるか。
もともと、中速コントロール相手のサイドカードだったため、
環境が少し速くなった結果、価値は薄れているといえる。

・《ボーラスの奴隷》
確かに強かったが、白単やエルフに押されていると焼け石に水だった。
重さと効果が見合ってないと感じた。

以上を踏まえて、純正ジャンド

土地(25)
4緑黒フェッチ
4赤黒M10
3赤緑M10
2オランリーフ
4野蛮な地
3森
3沼
2山

生物(18)
4ヒル
3鹿
4トリナクス
4血編み
3若き群れのドラゴン

呪文(17)
4稲妻
4パルス
4ブライトニング
2ガラク
3瀝青破

サイド(15)
2終止
2マグマのしぶき
2思考の大出血
3ジャンドチャーム
2精神腐敗
2紅蓮地獄
2ゴブリンの廃墟飛ばし

大体のデッキに、「いい勝負」は出来ると思う。
ただ、勝とうと思うなら、もう少し尖らせる必要があると思う。

コメント

バントの人
2009年11月18日21:36

リンクありがとうございますm(_ _)m

エルドラージの碑が最近流行ってるみたいですね。
僕はバントなんでサイドからバンチャ4枚、もっと警戒してクァーサルメイン積みってとこでしょうか…

こちらもリンクさせてもらいますんでよろしくお願いします!

cramcram
2009年11月18日22:41

はじめまして。
勝手ながらリンクさせていただきました。
バント強そうです。
チャームはサイドなんですね。
トリナクスにも悪斬にも効くし、色々はじけるからメインなのかと思ってました。
今後ともよろしくお願いします!

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